アプリコシンフォニーオーケストラについて

大田区民ホール「アプリコ」の開館記念イベントとして1999年、2000年に開催された「大学オーケストラフェスティバル」。その参加者が中心となり、2001年に設立されたのがアプリコシンフォニーオーケストラです。

設立以来、定期演奏会をはじめ、小学校の音楽観賞会や、公益財団法人大田区文化振興協会主催の「オーケストラワークショップ」における小中高生への指導など、大田区およびその周辺地域での活動を展開して参りました。また、菊地知也氏(チェロ)、関山幸弘氏(トランペット)、後藤悠仁氏(ヴィオラ)をはじめ、第一線の演奏家との共演や、ドイツでのベートーヴェン「第九」演奏、現代舞踊「エーデルワイスのうた」公演(平多舞踊研究所)におけるオーケストラピットなど、意欲的な取り組みを積み重ねています。

奏者は、30〜40代を中心に、会社員をはじめとするさまざまな職業・ライフステージにありながら、オーケストラをこよなく愛する一般市民。音楽を通じた巡り会い、地域とのご縁を大切にしながら活動しています。

2005年末にはドイツ・キールにてベートーヴェン第九交響曲「合唱つき」の公演(指揮:印牧和生)を行い、ご好評をいただきました。

団長あいさつ

アプリコシンフォニーオーケストラのWEBサイトをご訪問頂きありがとうございます。

私達は1999年と2000年に大田区民ホール・アプリコの開館記念行事として行われた「大学オーケストラフェスティバル」に参加した有志により2001年に結成されたオーケストラです。

ところで、日本で楽器演奏を趣味とされる方の割合は10.9%だそうです。(総務省 平成28年社会生活資本調査)
個人的にはもっと少ないと思っていたので、正直なところ意外と多いのに驚きました。

当団のメンバーは主に30〜40代。仕事でも家庭でも忙しい盛りです。
オーケストラの練習は土日祝日。練習会場から遠方に住んでいる団員も数多くおります。演奏技術の向上のため仕事の合間に個人練習も欠かせません。演奏会を開催するためには様々な事務作業もたくさんあります。

落ち着いて考えるとかなり大変な趣味で、「何でこんな事までしているのだろう…」と思うことも時折あります。

そんな大変な思いをしながらも継続する理由は、私達が楽器を演奏することを愛し、オーケストラでの活動が大好きで、この楽団の仲間達を家族のように愛しているからなのだろうと思います。

このWEBサイトを見て、私達の楽団に興味を持たれた方はぜひとも演奏会に足を運んでみてください。ホールで一緒に音楽を楽しみましょう!
そして私たちの楽団に加わりたいと思われたら、遠慮せずにご連絡をください。一緒に音楽を作りを楽しみましょう!

団長 市川 宗貴